米沢嘉博記念図書館報

明治大学/米沢嘉博記念図書館からのお知らせなどをお送りいたします。【開館日】平日(月・金のみ)14:00-20:00 土・日・祝12:00-18:00 【休館日】火・水・木、年末年始、特別整理期間

相田裕 「GUNSLINGER GIRL」“改造”と“再生”の10年 展

次回10月11日(金)からの企画展示のお知らせです。
展示ページはこちら http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-aida_gun.html

http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/img/20130917_aida_gun_chirashi.jpg

米沢嘉博記念図書館 企画展

相田裕 「GUNSLINGER GIRL」“改造”と“再生”の10年 展

チラシはこちら。

■会場:米沢嘉博記念図書館1階展示コーナー

■期間:2013年10月11日(金)〜2014年1月26日(日)

休館日:毎週火・水・木曜(ただし祝日の場合は開館)、11月1日(創立記念祝日)、年末年始、1月17日(創立記念日)。
※特別整理などで休館する場合があります。当館HP、もしくは開館日に電話にてご確認ください。

■協力:株式会社KADOKAWA

問い合わせ:米沢嘉博記念図書館 〒101-8301 東京都千代田区猿楽町1-7-1 TEL:03-3296-4554

【展示概要】

 相田裕の「GUNSLINGER GIRL」は、2002年「少女に与えられたのは大きな銃と小さな幸せ」という印象的なコピーから始まり、政府の公安組織と反政府組織の熾烈な戦いを描いて、2012年に幕を閉じた。物語の舞台は架空のイタリアである。
 改造され戦いに身を投じる少女たちと、彼女たちを指導する大人の二人組「フラテッロ」に、最終的に与えられた幸せとは何か。
 本展では、完結まで10年にわたる作者の営為と創意に“改造”と“再生”という視点から迫り、「GUNSLINGER GIRL」の果たした大きな意義を提示する。

相田裕略歴】

  1977年栃木県生まれ。明治大学卒業、同学漫画研究会出身。1998年、同人誌で「GUNSLINGER GIRL」の原案となる作品を発表。PCゲーム「BITTERSWEET FOOLS」の原画などを経て、「コミック電撃大王」にて2002年から「GUNSLINGER GIRL」の連載開始。2012年完結。平成24年第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2009年より、同人誌で「バーサス・アンダースロー」シリーズを発表。同作は2010年に第14回メディア芸術祭マンガ部門審査員推薦作品に入選。同人誌時代から作画をデジタル化しており、登場の経緯、ホームページやツイッターでの活動なども含め、新しい時代の作家である。「GUNSLINGER GIRL」の成功によって、2000年代を代表するマンガ家の一人となる。

■関連イベント

1. 「変わりゆく『GUNSLINGER GIRL』の描写を読む」

講師:泉信行(マンガ研究者)
日時:2013年10月19日(土) 16:00〜17:30
場所:米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室 
内容:マンガ表現論の一線で活躍する泉信行氏に、「GUNSLINGER GIRL」について語っていただきます。10年の連載の中で変わるもの、変わらないもの、変えられないもの─。全100話、全15巻の物語は、巻を重ねるごとに景色の厚みが増し、理想の絵に近付いていきます。その前進と変化に関わる表現を、講師と共に振り返ります。

2. ワークショップ「相田裕が教える実践マンガの描き方」

講師:相田裕(マンガ家) 進行:伊藤剛東京工芸大学 マンガ学科准教授 )
日時:2013年11月16日(土) 13:00〜16:00
場所:東京工芸大学 マンガ学科 中野キャンパス
内容:明治大学漫画研究会出身の相田裕先生が教える、ワークショップ形式の「マンガの描き方」講座です。
GUNSLINGER GIRL」の世界を支えた「背景」による演出法など、自分ひとりではなかなか気づくことのできない、まさに実践的なテクニックを学びます。
(このイベントは明治大学東京工芸大学マンガ学科の共催です。)
※定員:50名 申し込み多数の場合は抽選となります。
参加資格:高校生以上の学生で、マンガを描いている方(実作課題を提出できること)。
申し込み締め切り:10月6日(日)
申し込み方法:こちらをご覧ください。

3. 相田裕トークイベント

講師:相田裕(マンガ家)、藤本由香里明治大学准教授)ほか予定
日時:2014年1月(予定)
場所:明治大学 駿河台キャンパス
 

いずれも聴講は無料
※ただし1.の会場となる当館閲覧室への入場に際しては会員登録料金(1日会員300円〜)が必要です。
2.のワークショップは申し込み制です。多数の申し込みがあった場合は、抽選とさせていただきます。
1.・3.で会場が混み合う場合、入場をお断りすることがあります。ご了承ください。